ストーリー分類21〜25

21、近親者のための自己犠牲
母親がわが子を、もしくは兄が妹をかばって死んでしまう(必ずしも犠牲=死ぬ、というわけではないのですが)……といったパターンです。
 実際はこの「近親者」というのは、血が繋がっているということではなくて、ごく身近な存在ということを意味し、友人などの自己犠牲もこのケースに入れていいでしょう。有名すぎるところでは「走れメロス」でしょうか。
 このシーンを見ると、ほんと切なくなると同時に、感動することができます。

22、情熱のための犠牲
 20のバリエーションです。この場合は、「一つの事をやるために、それ以外の事をすべて諦める、かなぐり捨てる」という意味になります。情熱の部分を読み手に伝え、またそれによる展開をしっかりと作っておけば、劇的なシチュエーションにすることができます。なお、この「情熱」というのはあくまでも自分の目的であって、他人の為に、というものはまったく含まれていません。

23、愛するものを犠牲にしてしまう
 悲劇、もしくは悲劇→悲劇からの脱却、というパターンとしてよく使われるものです。 また、この愛するもの、というのは何も人間だけに留まらず、地位や、愛用している品でも構いません(妹の病気の治療費のため大切にしているものを売ってお金を作るなど)。それをする価値があると認められた時点で、ストーリーはドラマチックになるのです。
 これらはストーリー、キャラクターに実感を持たせるための一つのスパイスとして、多いに有効です。

24、三角関係
 「あちらを立てればこちらが立たぬ」と、協調と対立が入り交じった状態は、いわゆる「二極対立」よりもずっと深い対立関係を引き起こす事ができます。これを解決させるのはかなり難しく、いつまでもエンドレス、という終わりにしてしまうものもありますが、これは決着を付けたほうがストーリーはドラマチックになります。
 また、敵対、という部分を除いた、いわゆる2者からのアプローチとも呼ばれる「恋愛の三角関係」も解決が大変です。

25、姦通
 姦通そのものも、ストレートですが、確かにドラマチックではあります。いろいろ苦労しながらも一緒に進んできた男女が、苦労の果てに「ストーリーの最後」もしくは「その直前」でエッチをするというのはある種の常套手段です。

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