ストーリー分類16〜20

16、精神錯乱
 ストーリーの中盤で、今までのキャラクターの性格・気質がショックなどにより変わってしまうと、読者には強い衝撃を与えます。それが感情移入していたキャラクターならなおさらです。
 また、一時的なのか、恒久的なのかで色々と展開することができます。いずれも展開がひどく重くなってしまうので、ストーリー作りに慣れていない人は手を出さない方が無難でしょう。

17、運命的な手抜かり・浅い配慮
 いわゆる「ミス」で大問題(事件)を引き起こしてしまうというパターンで、最終的には誰も悪人じゃなかった、というオチにするときによく使われたりします。ファンタジーでは「あやまって、邪神の封印を解いてしまい、体を乗っ取られる」というのもこのケースに入れていいでしょう。また、ストーリーの終盤にこの「手抜かり」を発見して、それを利用して事件を解決に向かわせていく、というパターンもあります。
 この「運命的な」というのは、昔から神話でよく使われていて、無敵、不死身と言われたジークフリートやアキレウスが死ぬのは、ほんのちょっとの「手抜かり」によるものだったのです。

18、つい犯してしまった愛欲の罪
いわゆる兄弟、親子間の近親相姦(インセスト)や、結ばれるはずのないような身分差での性交が「愛欲の罪」の基本で、大抵はその後に悲惨な結果が待っています。

19、知らずに犯す、近親者の殺傷
 この手のシチュエーションは要素というよりは、クライマックスに真相が解決される類のもので、「しかし時既に遅し」というダークエンドになることが多いです。また、近親者同士の殺傷ではなく、近親者が他人を殺す、というパターンもあります。

20、理想のための自己犠牲
 自らが望むもののために、その自分を犠牲にする……というのは、悲劇→平和、という劇的な展開を起こしてくれます但し、本当に犠牲にならなければいけないのか、という問題をきちんと消化しておかないと、「無駄死に」として、読み手を憤慨させる原因になります。でも泣けるシチュエーションですよね。
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